眠った村と壊れた橋。

レビュー多。

『エマ』を見始めての所感。

『英國戀物語エマ』DVD BOX(初回限定生産)
『英國戀物語エマ』DVD BOX(初回限定生産)
ポニーキャニオン
2010-06-25
DVD


 『英國戀物語エマ』は、時代考証のスタッフが参与していて、けっこう本格的に当時の歴史状況に準じた堅実なラブロマンスのようです。

 とりたてて心を掴むような衝撃はないものの、ぼんやりと続きを見たいなと思わせる不思議な魅力があります。


 しかし、今わたしにとって字句を費やしたいと思っているのは、実はこのレトロでムーディーなアニメではないのです。


 最近わたしは夏目漱石の名著『坊っちゃん』を読み始めました。名著ながら、読むのは今回が初めてです。

 夏目漱石と言えば、文明開化の推進政策に従って英國へ留学しましたよね。ちょうど、くだんの『エマ』に描かれているのと同じくらいの時代の英国へ。

 自然と、アニメに描かれる英国と、漱石がホームシックとノイローゼに罹った英国の二つを、対照させてしまいます。


 『エマ』で描かれる英国は、近代の頃のアンティークな雰囲気が醸し出されていて、何となく古き良き時代の、いわゆるベルエポックというようなイメージがあり、漱石がまさかそんな神経衰弱に陥るなんて到底思えないほど充実し、生き生きとしています。


 ところで、何かについて知らないということは、それに対しての想像を許してくれますよね。

 『エマ』の作者は森薫という名前らしいのですが、この方、はたして女の人でしょうか、男の人でしょうか。

 分からないですよね。ひじょうに中性的な名前です。


 この作品が女の人によって描かれているならなるほど、と思えますが、男の人だと少々意外です。

 ストーリーはいかにも年頃の女の子が夢見そうな内容なのですが、出てくるキャラがみんな美しくまたキュートで、男のハートをぐっと掴むようなルックスばかりなので、作者が男女のどっちかなのか、いまいち釈然とせず混乱してしまうのです。


 まぁ、どちらでもいいんですがね。面白そうなので!


 では( ̄^ ̄)ゞ

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