眠った村と壊れた橋。

レビュー多。

Galileo Galilei「青い栞」へのAmazonレビューの写し

『朗らかに歌われる"心の揺らぎ"』


「初めて買ったGalileo GalileiのCDが、これ。 

 その切っ掛けは、『あの花』を見たこと。
 だからわたしは、端から表題曲しか目当てにしていませんでした。
 しかし、「青い栞」の他の、「SGP」と「スワン」を聴いてみると、どちらもなかなかどうしていい。


 「青い栞」は、やはり『あの花』の内容とリンクしているらしく、欠損感や喪失感の苦い味わいがある切なげな歌詞で、身近な人がいなくなったことへの感傷が、ほがらかな歌声で表現されています。
 そして、残り二つの歌曲の詞も、身近な存在がはるか遠くへ飛び去っていってしまったかのような、儚げな印象を与えます。 


 どの歌にも歌われている、喪失を経験した"心の揺らぎ"に共感できれば、これら三つはきっと珠玉の作品と感じられることでしょう。


 個人的な嗜好ですが、「スワン」がお気に入りです。ジョウロのところのフレーズが非常に詩情豊かで、イントロ辺りの蓄音機っぽい音が、郷愁的な風情を醸し出していて、繰り返し好んで聴いています。また、アンニュイな感じのする伴奏もいいです。


 ぜひ、ご一聴を!」


青い栞
青い栞
SME
2011-06-15
ミュージック
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